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イタリアつながり

榊原烋一 【サカスト】
2006年5月日()寄稿

少し硬い話題ばかり投稿してしまったので、ここらでひとやすみ。

1 盗作騒ぎ

和田義彦氏という画家の問題。あれって誰が見たって盗作ですよね。ご本人は素人が見ればそう思うかもしれないけれども、あれは絵の具の重ね方も背景の書き方もすべて違うのだから絶対に私の創作だ、と頑張っていらっしゃいますけれど。

たしかに油絵は本物を見ないとタッチからして分らないことは事実だろうが、あれだけたくさんの作品が並べられて、そのすべての構図がまるっきり同じ、なんて訳があるはずないよ。ここは私のような素人の目のほうが正しいと確信しますね。

ところで原作者のイタリア人、アルベルト・スギ氏なる画家。はじめテレビで杉氏と呼ぶから日本人かと思っていたら、スギ(ある局ではスーギとも呼んでいた)なんて名字がイタリアにもあるんですね。それはともかくこの方ってイタリアではどのくらい有名な画家なのでしょうか。

もしかなり有名な画家だとしたら、恥をかくのはその盗作だと知らずに芸術選奨を与えてしまった選考者になりますよね。だって本物の絵はかなり独創的な構図の絵が多いし、それなりに個性的な作品だと私でさえ思うのですから、そのどれか一つでも知っている選考者ならすぐ見抜けると思うのですが。

ということはこのスギさんって案外それほど有名な絵描きではないのかも。この盗作騒ぎでかえって日本で有名になったのかも。今のうちならネットオークションにでもお出しになってみたらどうでしょう。かなり儲かるんじゃないでしょうか。

2 負け惜しみ

これも新聞で知ったことですが、今、イタリアではハゲが大流行りだそうです。なんでもソクラテスもシーザーも禿げていたとかで、イタリアの男性間ではこのところわざわざ頭をつるつるに剃るスタイルが大もてだそうです。キャッチフレーズがなんと、禿げている男は美しく、思慮深く、そして賢いのだそうです。

そう言えばこの岸コラのぺーじにも美しく、思慮深く、賢そうな?男性が時々顔を出していたような気がします。

実を言うとこの男は昔学校で教師をしていたとかで、生徒からハゲと言われると怒ると思いきや得意になって生徒にこう言ったそうです。

いいか君たち、君たちは気の毒にあと1000年はとても生きていられそうもないからよく覚えておくんだぞ。千年先の人間は皆こういう頭をしているんだ。なぜかって、人間の先祖が猿の仲間だったことは君たちも知っているだろう。それが進化して人間になった。

では、人間と猿はどっちが毛が多いか。昔の日本人は知能が劣っていたから猿より毛が三本少ないなどという愚かなことを言っているが、三本どころか十万本くらい人間の方が少ないはずだ。進化するとは即ち毛が少なくなるということなのだ。

だとすれば私のような人間はおそらく千年も早く生まれてしまったから君たちがそうやってうらやましがるのだろうが、千年先の人間は皆こうなっているに違いないからよく拝んでおくんだな。

この男の負け惜しみはまだ続きます。かれは水泳が下手でこれも生徒の嘲りの的となりますが、その時もかれは少しも慌てず、泳ぎがうまいということは東京からハワイまででも泳ぎ続けられる動物のことを言うのだ。一般的にそのような動物を魚類と呼ぶ。

人間でそのようなことの出来る人はどこにもいないはずだ。そこで神様は人間にだけ知恵を下さった。すなわち、鳥のように空を飛べなかった人間はその知恵で飛行機を作った、魚のように水の中を泳げなかった人間はその知恵で船を造った。つまり泳ぎがへたと言うことは、それだけたくさんの知恵をもった人間だという証拠なのだ。

ですってさ。

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