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コラムのなにが面白いかって、付録だよね。主筆は飯も食わずにあらゆるサイトを駆け巡っているのだろうか?

スペイン王室の話もやはりスペインだし、今朝のテレビでもデンマーク王室の結婚式、皇太子殿下も夫婦で参列できない悔しさがあるだろうが、同時に奥さんの具合が悪くて欠席という理由があれば、デンマークでは別に大騒ぎはしないはずだ。騒ぐのは日本のマスコミだけ。

私もデンマークへ行って王宮を見学したことがあるけれど、へーと思った。なんていうか日本の街に例えれば、大きなロータリーがあってその周りに6階くらいの古いビルが取り巻いている、もちろんその内側には普通の車が走り回っている、もっとも日本みたいに車だらけではなくいたって閑散とした町並みだけれど。そしてそのビルのすべてが王室なんだって。では王様はどのビルにいるのか。ビルの屋上に国旗が立っているところに今日は王様がいる、とそんなもの。こんな国の王様と日本の皇室とを比べるということが土台無理なんだ。アメリカなんて歴史はたった200年そこそこ、王様もいない。だから騒ぐのも当然だけれど、それを追っかけて日本のマスコミが騒ぐっていったい何を基準にしているんでしょう。

人間とはまことに勝手で、自分で好きなように基準を作ってしまう。分かりやすく言うなら、エベレストに登頂すれば海抜8,000メートル制覇で大騒ぎ、だけど8キロ横に歩いても誰も賞賛してはくれない。人類が地球に生まれて40万年と言われるとまたまたへー、だけれども3日前の恨みで隣同士喧嘩する。でもその翌日にはみんな忘れている。上空1万メートルと言われると驚くけれど、上空10キロメートルではあまり驚けない、キリストがこの世に出てたったの2,000年なんだよね、逆に言うならエジプトはキリストが生まれたときに既にその2倍の歴史を持っているということ。もっと皆冷静に自分の基準を持ちたいもの、人生100年なんて生身の人間だからすごいと思っているだけでこの地球上に人間が生まれたのが40万年前なんて聞くと、割算する気もなくなってしまう。

皆さん、基準はどこに置こうが勝手なんですから明日も大切にしましょうね。

2004年5月15日寄稿

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