イラクの陰で

植草先生、あなたはほんとに強かった。エコノミストとしても優秀だったけれど、それよりも人間として、しかも男としてよくバカなことをやって下さいました。

古事記の世界、旧約の世界から、男は女を求めている。しかし人は理性でこの動物性をセーブすることが出来たから、世の中の秩序は保たれていたんだ。けれど、彼のように東大出身、エコノミストとしてマスコミに君臨、しかも甘いマスク。だから、少しでもお金をもうけたいおばさん達が彼の講演会にむらがってくる。講師先生は男としてこんなおばさん達では物足りなかったのでしょう。

知性はたっぷりあっても理性を失った先生はここで動物になってしまう。現今の若い女の子は、男の魂胆が感覚的に分かるのか、高校生くらいの女の子でさえこれまた動物的な感覚で、男を誘惑すべくミニどころかミニミニスカートで歩き回っている。しかし、さすがに女の子は男の野獣性も鋭い嗅覚で探り当ててしまって、覗きたがる男の愚かさをあざ笑うかのように、見られる中身をはじめっから承知の上で「見せパン」と称する観賞用パンツ着用。こんなこと書くと、私自身も経験したと疑われるだろうけれど、職業上まだ女子高校の先生方とのおつきあいがあるから知っているだけ。

経済問題には詳しかったけれども、このへんの認識がなかった大学教授様、まさかそんな深謀遠慮があるとは知らず、横浜から品川まで追っかけを実行。挙動不審と尾行していた警察官は、これまた経済ニュースなんて見たこともなかったんでしょう。この不審者がかの有名なエコノミストとはつゆ知らず、執拗に尾行してついに品川で現行犯逮捕。知っていればこっそり交番にでも連行して騒ぎにならないように処置したかも。

自分の娘が結婚するときの男親の涙。これは自分が男の性であるが故に、これから娘の身の上に起こるであろう状況を自分の性のあり方から予想して流す涙なのだと言う説もあるくらいだ。そしてもちろん私は泣かなかった。

情けないのは今の日本、むき出しの動物性だけが街の中に溢れている。

2004年4月14日寄稿

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