忙しいということは言い訳にならないことを百も承知で、本当に忙しかった。体を使う仕事は、もうどこに行ってもありっこない。けれども正月早々、コーラスの次の曲をどうするかとか、研究会の講師で30分話してくれなんて、頼む方は安上がりだからと思っているんじゃないか、って被害妄想的になることもたびたびだけれどもでも、肩書きを出さないという約束で頼まれれば、つい引き受けてしまう。そこで、聞く方はなにを期待しているのか、など考える時間が私にとってすごく重荷。なら引き受けなければいいのに、と言われると何も言えない。
たまっているうっぷんを爆発させると、またコラム主筆に、
なんて見出し付けられるに決まってるだろうけれど。
自衛隊もついに外国に派遣された。犠牲のない戦争は人間の歴史にあったためしがない。だから、せめて出て行った人に、これが日本の行く道だったのだ、と思って行ってほしいだけだ。前にも言ったかもしれないが(これがボケの重大用件のひとつ)、なんで机の上の作戦とか、政治上の駆け引きだけで人が死んで行かなければならないのか。
そういうなかで、政府がある程度情報管理をすることはやむを得ないかも知れない。というのもマスコミの世界なんて血で血を争う世界、どこでどんな報道する奴が現れるか、自衛隊だって心配になるはずだ。ただしマスコミさんも身内だけはかばう、これまたアメリカと違って世界トップクラスの過保護状態。だから、問題は、それを受け止める視聴者のレベル。
二大政党の片方を担おうとする民主党の議員が、学歴詐称、これがいいとか悪いとかの問題ではなく、肩書きで投票行動に差が出るのか、そしてチャンスとばかりに鬼の首取ったように負けた候補者が出てくる、こんなのって、あまりにも有権者がバカにされてませんか。結局マスコミにはすっごい甘い餌。
視聴率問題で首になった某テレビディレクターのその後の毎日、なんて報道特集を組む局があれば、私は死ぬまでチャンネルをそこに固定するでしょう。それとも、路上ホームレスにでもなって、やらせテレビに登場する道を選んだ方が、もっとおりこうさんなのでしょうか。
2004年1月26日寄稿