とうとう犠牲者が出てしまった。亡くなられた方々、およびご家族の方々には心から哀悼の意を表しなければならない。
それはさておき、政情不安な場所に行けばいつか犠牲が出るのは仕方がないこと。これはアフガニスタン、イラク、南米、イスラエル、パレスティナなど世界中にはいつ殺されてもおかしくない場所がいっぱいだ。国内ですら安心と言える状態でないのだから安全は自分で守ることを日本人も本気で考えなければならない世の中になったのだろう。
街ではクリスマスのデコレーション、しかしここのところ社会情勢は芳しくない。ロケットも今度こそと期待していたがまた失敗、それも北朝鮮監視用の衛星だったから皮肉な話だ。ついこの間、中国で有人ロケットが成功したときには、もう有人の時代ではないなどけちをつけていた評論家もいたけれど。
さて、これから小泉さんも難しくなりそう。選挙も終わって党内でも総理はだれでもよくなった。次の参院選挙ではむしろ族議員が力を発揮する。青木さんあたりは堂々と約束した道路は全部作りますと演説をはじめた。
死者が二人出たからといって自衛隊派遣をやめれば、おそらく世界の笑い者、そんなら初めから金だけにすればよかったと悔やんでももう遅い。うがった評論家の中に、自衛隊を出動させて、死者が更に増えたら小泉さん追い出しの最高の理由付けになるから、むりやり出動させる向きも党内にはあると言う人さえある。
人間いつかは死ぬのだから命を惜しんでいてもしようがない、とはいうものの、無駄死にを若者に強いることもないはず。せっかく改革の道筋だけついたと思った日本もまた逆戻りか。
2003年11月30日寄稿