いいね。ご両親孝行な息子がいて。実はわたしもそんな経験がある。私たち夫婦が結婚25周年を迎えたとき、両親が50周年を迎えた。つまり金婚式と銀婚式が重なったわけ。
そこで私の提案で2組の夫婦で一緒に旅行を、と考え、津和野、萩を中心に2泊3日の計画をたてた。こういう計画を作るのは嫌いではないので、旅行案内と首っ引きで年寄りには無理なく、見どころは網羅という我ながら見事な旅行プランを作成。無事終えることが出来た。
親の喜ぶ顔が見られたのもうれしかったけれど、予想外だったのが家内の喜びよう。これほどよろこんでくれるならと、退職して暇が出来たら女房と二人であっちこっちと考えていた。ところがまずまっ先におやじ、続いて女房、そしておふくろ。推理小説の「そして誰もいなくなった」は売れたのだろうが、「そして一人残された」では売れない。
昔の人はいいこと言いましたね。「孝行をしたい頃には親はなし」。親はともかく、ご夫婦健在の方も夫婦喧嘩ができる間が華、いずれどっちか先に行ってしまうことを考えたなら、せいぜい楽しみもご夫婦で享受して下さいね。
2003年11月17日寄稿