またまた政界に激震、なんてどっちみち政治の世界は闇ばかりだ。というよりも人間の世界そのものがいつでも闇なんだ。過去は返せないし、未来はそれこそこのキーボードを打っている最中でさえも分からない。

そこで、真紀子さん復活か?いずれすぐ先の未来には結論が出るんだろうけど、あんな女のどこがいい、彼女は私の大嫌いな女のタイプ、偉そうに出しゃばる、周りの人間は家族以外は使用人、たしかにおやじは昭和の時代を駆け抜けたある意味では傑出した偉人。少なくとも新潟県ではね。利益誘導型自民党の最後を飾った政治家ではある。ただ、その裏には動物的とでも言うべき人の心をつかんで離さぬ何かがあったと思うよ。それがあの娘にはまったくない。つまり、彼女の陰におやじはあってもおふくろの存在が皆無だ。

田中角栄の哀れな部分は成り上がりの悲しさ、しかも尋常な家庭生活の欠落、そこで溺愛した一人娘真紀子が生まれてくる。これでは外務大臣は絶対勤まらない。外務官僚の幹部とは日本のエスタブリッシュの中でも最上部にいると自ら任じている社会だ。かれらは閨閥と、学閥(これは現在ごく薄められているが)が世界を支配するとしか想像できない連中だ。しかも戦争中は軍事力の背景、戦後は経済力の背景があったからどこへ行ってものほほんとしていられた。そこへふって湧いたか、世間知らずで気位だけが高い成り上がり娘が、いやしくも皇室の縁戚にもなろうかという聖域に乗り込んだ。

これには抵抗がありますよね。そこでしたたかな官僚群と遠巻きにして盛り上げたマスコミの前で、第一回戦は真紀子さんの負け。いよいよ二回戦のゴングは鳴った。真紀子さん側は検察不起訴のご印籠をひっさげて私は白よと意気軒高、これって無罪って事ではなく、単に検察として起訴するほどのものが出て来なかったというだけのこと。またしばらくは政治の世界が面白い、これで小泉さんが大方の予想を覆して、解散を見送るなんてことになったらもっと面白いんだけどな。

こんなこと言ってると舌禍事件になるかもね。舌禍と言えばこのごろ都知事も次第にひどくなってきた。あれでも昔は小説書いていた男だったのに。