航空自衛隊の空曹が収集していた弾薬で自爆してしまったというニュースはなにかおかしいのか悲しいのか不思議な気分にさせられた。彼の収集の真意は?ひょっとして取り引きだったのか、または単なる軍用品おたくだったのかは不明だけれど。

間違いなくい言えるのは、武器使用の専門家である自衛隊の、しかも下士官クラスがこんなバカな自爆事故を起こすなんて想像できないない愚かさだ。岸田コラムでアメリカの言うことばかり聞いている危険性はまったく同感だけれど、独立しても防衛に当たる自衛官がこのていたらくでは。

私たちの時代には中学校から軍事教練があって、小銃と機関銃までは実弾射撃の訓練があった。最後の頃はそれもケチられて、ひとり何発まで、また、撃った後、飛び出した薬莢と撃った弾の数が合わなければそれこそ銀行が店を閉めた後勘定が合わなかった状態、夜中まで探させられた。それはともかくそれだけに生徒の安全にはすごく気を使ってくれた。だから弾薬で怪我する人間なんてだれもいなかった。

いくら航空自衛隊だといっても普段は鉄砲持っての演習もしているはずだし、最近の武器が進んでいるからと言って、その危険性は十分学習しているはずだろうに。イラクで不発弾をお土産にしようとした新聞記者は素人だから仕方ないかもしれないけれど、あれだって空港で爆発したから死者は一人ですんだけれど、飛行機にまで持ち込んでいたら大惨事になるところだ。

いずれにせよ、緊張感のなさは戦争なんてとてもできない我が国の実体。かといって、文部科学省みたいに、なんでも学校で体験学習をやれも、ちょっと困りもの、小学校、中学校で体験できることなんて限りあるもの。

それよりも学校はまずきちんとした知識を学ばせて、少しの体験の中からでも、人生の中でぶつかるだろうそれこそ千差万別の出来事に対する想像力や共感性を養っておくことが、生きる時間の無駄を省くのに役立つはずなのに。