主筆から、なにか脅迫にも似たメッセージをつけられても、そんなに爆発ばかりしているわけではない。本来は穏やかでまーるいおじいさんなのに。

垢の問題、順番の問題、やはりなにかしゃべらされるようなテーマを次から次へとくり出してくる。まず第一、日本の女の子はディオールだとか、コティだとか、シャネルだとか、あんなのは、ヨーロッパ人の体臭のひどさを隠すため、次に今でこそスパイスなんてしゃれたこと言ってるけど、元はと言えば腐りかかった肉をいかにごまかして胃の中に押し込むかというための知恵、しかもその大半はアジアからの輸入。

清潔も行き過ぎると自分のからだを守るすべまで失ってしまうのも、主筆が心配している通り。われわれの時代「父よ、あなたは強かった」なる軍歌があった。その歌詞にいわく「泥水すすり草をはみ(食べるってこと)」それで戦争していたんだ。「腹具合いが悪いのでちょっと休ませて」なんてのんびりしたこと言っていたらそのまま敵の中に置き去り。戦争とは究極的には個人の生き残りの問題に他ならない。

となると戦争をやりたい人も、やりたくない人も、自分自身はその渦中にはいないと予想している人なんだ。これも順番なんだろうか、結局当事者になってしまう若者達の意見はどこへやら。しかしここで悪魔の囁き、戦争こそこの鬱屈した世の中を根本的に変えてしまう一大チャンス。ここで一獲千金を夢見ないでなんで若者ぞ!と義勇軍的に戦争に出かけて行く若者も出てくるだろうか。世界の歴史はやはり繰り返す、というか人間の歴史が繰り返すのかも。