英語不要論大賛成

コラムに書かれた通り私も大賛成。日本の英語とは横書きのものを縦書きにする能力の養成を主眼としたもので、つまり庶民より少しばかり程度が高い人間なんだぞ、と威張りたいやからが明治以来その伝統を守って行こうと考えてやっているんだから、実用性なぞ皆無。なくしてしまえば、今の日本人の大方はどうしたって英語の力と英米語圏の習慣を身に付けるべくどっかに習いに行くにきまってる。そうすれば今の会話学校より安くて質のよい塾がどっかと出てくるはず。

だけど既得権と言うのはぶちこわすのが大変。君たちの中学校時代の数年前まで高校入試に音楽があった。私は当時音楽のペーパーテストなんて全く無意味だからやめろと叫んでいて、教育音楽(これもいやな言葉)業界から村八分にされた。その理由、テストがなくなれば子供は音楽の勉強をしなくなる、そうすればわれわれの仕事もなくなる。なんて貧しい発想だろう!私はテストがなくなれば音楽の授業が楽しくなるはずと思ってた。予想通り入試からはずれたとたん音楽活動は東京中で盛んになった。英語をやめないのも、音楽よりもっと既得権の壁が厚いからだよね。


このレターは、【岸田コラム】2003年5月13日の「学校で英語の授業はやるな!」に対して寄せられた。