対象コラム:「『拉致問題』と『北方領土問題』はどちらが難問か。」2004年11月22日
訂正内容:
「拉致問題」は「北方領土問題」より解決が難しい根拠として、3つ理由をあげたが、この記事をアップした時には、その第一は下記の通りだった。
北方領土問題は四島返還でなければ二島返還という選択肢も残されるが、拉致問題は拉致された人全員が帰ってこなければ解決にならない。半分だけ帰ればいいというものでもなく、最後の一人まで帰ってこなくては解決にならない。したがって、拉致問題は条件交渉で解決できる問題ではない。
歴史的に二島返還論があることは事実なので、拉致問題は誘拐されたうちの特定者だけが帰ってくればいいという訳ではない点を強調したいためにこの記述とした。しかし、故郷に戻れないという点では北方領土問題も拉致問題も同じだ。故郷を追われた四島の住民の気持ちを考えると、とても上記の理由をあげる訳にはいかないとの気持ちが後で強くなり、下記のように変更した。
北方領土は四島の返還問題で、対象がはっきりしている。しかし、拉致された人たちは何人いるか分からない点で対象の特定ができていない。拉致問題は何を返せというのか対象が確定していないので戦術が組みにくい。
2004年11月23日
岸田 徹